結婚と自立

女性が「結婚」の中で考えておきたいのは、「自分自身の自立」であるかもしれません。これは自立している女性が、多く語る事柄であって、女性が自身の生活の基盤を、経済的に夫に依存してしまう事で「自立」という言葉が影を潜めてしまうのかもしれません。フランス人などのように「個人主義」をモットーとする国民性の中では、働く女性の割合がとても多く、そこからの影響もあるのか、「離婚」をしやすい環境でもあるようです。もちろん、離婚はどんな状況であっても楽なものではないとは思われますが、経済的に自立していない女性にとっては離婚は不可能に近い部分もありますので、女性が結婚後も「自立している」というスタンスは自らの生活を守るためにも、必要不可欠なアイデンティティであるかもしれませんね。そのような中から考えていくと、女性と男性の社会的な待遇が平等ではない、と考える人もいるかもしれませんが、実際にはフランスでも男女の待遇として、全てが平等というわけではなさそうです。日本では古い時代、女性が嫁入りをする際に、結婚の約束をする前から、嫁ぎ先の家に入り、夫となる家族の人々から評価を受ける、と言ったようなしきたりがあったようです。嫁いでくるお嫁さんが、夫にとって十分に値する人物であるのかどうかといったような、評価をしていたようです。これはあくまでも一部分の話でありますので、実際に行われていた状況とは異なる解釈があるのかもしれませんが、女性の存在が蔑視されているような風習であるようにも思われますね。実際には、嫁ぎ先の農耕などのお手伝いや家事全般を行い、嫁ぎ先からの評価が悪いようであれば、そのまま無給で実家に帰らされた女性もいたようです。結婚前ではありますが、嫁ぎ先の家に入れてもらうということで、嫁ぐかもしれない男性の夜のお相手なども、その間に必要があれば応えなくてはならない状況であったようです。現代では、男女平等として様々な社会的な取り決めや改変が行われてはおりますが、まだ全ての物事において平等と呼ばれることには値していないでしょう。女性の皆さんが、「結婚」を考える時、自らの仕事を手にすることで、女性として自立ができるということは、女性としての平等を得ることで大変重要なことではないでしょうか。